楽ちんアクセスで登る冬の入笠山
(※2020年2月末の山行)
「どこか山に行きたいね」
そんな会話から実現された山行。
夕方から用事があるため、朝から登って、頂上でランチをして、そんなゆるゆるなハイキングプランで選んだのが今回の「入笠山」。
入笠山って行ったことある?
今回一緒に登った相方は入笠山に登った事がないとのこと。
(私は過去に1度だけ、同じく雪の時期に登った事がある)
初めて登る山は、いつだって、どこだって新鮮だ。
それがたとえ超ゆるゆるハイキングであっても。
この日は、天気が良くなったり悪くなったりを繰り返す、全く読めない天気であった。
晴れてると思えば雲が出てきて一気に冷える、それを繰り返していた。
ただ、太陽が出ていれば、様々な影で楽しませてくれる森がある。
木の葉が落ちた木の影は、まるで血管のように雪の上に写っていた。
アクセスの良い山は老若男女にとても人気
週末だったため、親子連れから年配のグループなどなど、たくさんの人で賑わっていた。
入笠山の周りにはソリで遊べる場所がある。
白と黒の中にカラフルなソリが映える。
遠くからは賑やかな声がこだましていた。
頂上に到着すると、さらに人が多い。
ちょうどお昼時。
たくさんの人たちがご飯を作って食べて、お茶タイムを楽しんでいた。
私たちも、麓のパン屋さんで仕入れてきたパンを楽しみに登ってきたのだ。
おいしいパンとおいしいコーヒーは、山でも街でも最高の組み合わせだ。
入笠山からは八ヶ岳を一望できる
入笠山は、南アルプスの前衛峰だ。
他には日向山、櫛形山などがそれにあたるだろうか。
これらの山は、八ヶ岳を丸々と一望できる。
手前から、権現、編笠、、、一番奥は蓼科山、といった具合に順番に見えるわけだ。
が、しかし。
この日は雲が出たり晴れたり、なかなかベストな景色は見ることが出来なかった。
2月末にしては、八ヶ岳も雪が少なかった。
3月中にも雪が降ったりしたため、この後はまた雪山らしい姿を見せたのだろうか。
今シーズンはどこエリアも雪不足という情報がいつも入ってきていた。
もちろん、いま登っている入笠山も同じである。
なにせ、頂上が一番雪がなった…。
一部では地面が剥き出しになり、本当に2月の入笠山なのだろうか、と思ってしまうくらい。
いつもならスノーシューでも履いて楽しめる山だと思っていたのに…。
最後に
富士見パノラマスキー場のゴンドラを使えば、あっという間に山頂を往復して来られる入笠山。
初心者でも十分雪山の雰囲気を楽しめる。良い山だった。
また、色々と世間が落ち着いたら遊びに行きたい。