2019-12-24 赤岳の岩壁。 登山 この記事をシェアする Facebook Twitter Pocket LINE 気が付くと行者小屋を通り過ぎて、文三郎尾根に取り付いていた。 一人だと歩くのも早い。 美濃戸から行者小屋までは穏やかな林道を歩き、その先から一気に標高を上げる。 道の険しさも相当のものだ。 見上げれば岩の要塞が立ちはだかる。 振り返れば下の町と、遠くは北アルプスが見える。 まだ日陰の文三郎尾根は少し寒い。 岩の温度も芯から冷えている。 掴む掌から緊張感が伝わってくる。 確か夕方から天気が崩れていく予報だ。 また少しペースを上げた。 2019.6.20