僕が出会った「登山」と「ウルトラライトハイキング」
大層なタイトルですが、特に意味はないというか。
思っていることや考えていることを書いてきます。
身近な自然に触れる楽しさ
初めて山を登るのなんて、学校登山とかそういうのが多いじゃないですか。
僕もその経験からなんですけど、もっと前へ戻ってみると、小さい頃から自然の中で遊ぶのが大好きだったんですよ。
近くに里山や緑がたくさんあって、虫を捕まえたり、探検みたいなことをやってみたり。あぁ幼き青春。
それで、高校生になることに学校登山で丹沢の大山に行きました。
これが僕の中では本格的な登山のきっかけ。
あまり何も考えず、友達と喋りながら頂上を目指し、退屈な下山は流行りの歌を歌いながら下山。
一日があっという間で、自然の中で過ごす時間がとても久々に感じ、昔を思い出していました。
決定的だった富士登山
当時、高卒で就職し、19歳の夏。
友達と富士登山を計画し、無事に登頂。
この時が僕が自発的に登った初めての山。
装備を自分で調べて、考えて。予算も限られているから、最低限必要なものを揃えました。
登山口までのアクセスや、どの登山口から登るか、コースタイムはどのくらいか、
可能な限り調べて挑みました。
天候もよく、綺麗な景色がたくさん見れて「山登りっていうのこんなにも気持ちがいいものなのか」と、登山の魅力にはまっていくのでした。
もちろん登りはキツイし、酸素も薄いし、寝不足でフラフラするし、どう考えてもベストコンディションじゃない。
だけど、どんどん上に登ってみたい。
いつ諦めてもいいんだけど、そうはしなかった。
自分の登山の常識が変わる
その後も登山を続け、少しずつ装備が整ってきていた時期。
テント泊もやり始めて、重い荷物を背負って歩いてる自分ってカッコよくね?みたいに考えていました。
ところがその脇を軽やかに通り過ぎていく人がいたわけです。
荷物も小さい。日帰りの人だろう、と思って再び歩き始める。
テント場に着くとさっきの軽やかな人がテントのようなものを設営してる!
次から次へと設営が整い、とても快適とまではいかないけど、最低限寝られるような状態のものが出来上がっていた。
あとで調べるとそれが「ウルトラライトハイキング」と言われるものだと知る。
そっちの方がカッコよくね?!
今まで重たい荷物を背負って、汗をかきながら息を切らして歩いていた自分と、軽やかにあるている姿を比べると、自分の中では圧倒的に軽やかな方がカッコよく見えた。
今でこそ、ほとんどの登山ギアは軽量化が進み、そんなに意識しないでも軽量化に繋がるけど、少し前は一部パーツを外してみたり、タグを切り落としてみたり、強引に軽量化をはかっていた気がする。
ただやっぱり自分に取り入れてみると、その素晴らしさがよくわかる。
とにかく疲労度が違う。山の歩きにくい道を歩くのだから疲れはするけども、本当に疲れにくい。ウルトラライト万歳。
軽量と不自由さのバランス
道具が軽くなるってことは、絶対に何かが削られている。
生地が薄かったり、パーツが最低限、細い紐が使われている、などと色々ある。
軽いぶん、壊れやすかったり、取り扱いに注意しなければならないようなデメリットもあるし。
不自由に感じることがあるかもしれないけれど、それでも軽い方が有利になることが多い。
使う場面や人によっては、必ずウルトラライトなギアがいいとは限らない。
最終的には自分の判断。自己責任。
その見極めは、経験や体験をするしかないと思う。
どこからどこまでが大丈夫なのか、自分の体力との相談にもなると思う。
まとめ
僕は自然が大好きで、山が好きで、登山が好き。
自然をよりダイレクトに感じることができるウルトラライトハイキングは素晴らしいと思っている。
ただ、何事も良いところもあれば、悪いところもあるということ。
うまくまとまらずにすみません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。